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診療案内
初めて診察を受ける方へ
当院では、緑内障早期発見のために40歳以上の初診の方には無料で検査しています。
片眼1分程度で終わります。
ただし、結膜炎などの方はできない場合があります。
再診の方でもご希望の方は気軽にお声掛けください。
特色とする治療法など
近視抑制治療
昨今は若年層の近視による裸眼視力低下は重要な問題で、成人までの進行がほとんどです。また強度の近視は、高度視力障害・緑内障・網膜剥離などの疾患に発展する可能性が高くなります。近視のほとんどが、ほぼ球形であった眼球が楕円形に変形することが原因で、一度 変形した眼球は復元しません。そのため近視の進行予防として、変形を抑えることが重要になります。
当院では近視抑制治療として
- 環境因子を整える
近見作業(含むスマホ・ゲーム)時は、姿勢を良くして必ず30cm以上離して見る。
(近見作業が長時間に及ぶ学生は近視が進行しやすく、日光を浴びて外で活動している学生は近視が進行しにくい傾向がある。)
30分近見作業をすれば5分間遠くを見る。 - 薬物治療
非選択性抗ムスカリン作用をもつアトロピンは、その毛様体弛緩作用があり、調節の遮断、眼軸長延長の抑制することで、近視の進行を抑制します。海外の東洋人を対象とした研究(ATOMⅡ)で、0.01%アトロピンを夜1回点眼することで有意に近視の進行を抑制できたとの報告があり、当院でも採用しています。 - 訓練
器械(ワック)を使用して、ピントを合わせる毛様体筋を弛緩させて遠くをみているような状態(望遠訓練)にし、毛様体の過緊張状態を緩和し 近視の進行を抑制する。
翼状片手術
翼状片黒目(角膜)に白目(結膜)が侵入してくる病気で、手術対象となる疾患です。ただ、単純切除では再発例が多いため、当院では単純切除に加え、結膜遊離弁移植および細胞増殖抑制剤を併用することで、現在でも再発はほぼありません。また、遊離弁移植に伴う異物感も特殊な縫合法により緩和することが可能です。
眼瞼下垂
眼瞼が加齢又は白内障手術に下がってきた場合、手術の適応となります。当院では皮膚切除・眼瞼挙筋短縮術・瞼板筋短縮術などの方法より治療方法を選択します。